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【2008/09/08 03:39】
|
『死神の精度』(伊坂幸太郎)
死神の精度 (文春文庫 (い70-1))
(2008/02/08)
伊坂 幸太郎
商品詳細を見る
『死神の精度』読みました。
設定と世界観が絶妙な小説です。
主人公は人間ではなくて死神。
実名なのか便宜上なのかわからないのだけど、
名前は千葉という。
人間には人間の世界があるように、
死神には死神の世界があるようで、
死神の世界には
情報部と調査部という部署がある。
情報部の仕事はこれから死をむかえる人間を選抜すること。
調査部は人間の世界に出向き、
その人物が、実際に死を迎えることについて問題が無いかどうか調査する。
千葉は調査部に所属している。
彼いわくこの調査制度は儀式的なもので、
よほどのことが無い限り、「可」と報告することになっているようだ。
だから、千葉の同僚の中にはろくに調査せずに、報告する者も多いらしい。
だけど千葉はいい加減な死神とは違って、
こだわりをもって仕事をこなすタイプなのだ。
そんな千葉が出会った人間とそれにまつわる話が6つの短編として語られている。
短編の一つ一つそれ自体でも、さりげないどんでんがえしが待っているし、
全体としてもつながりがあるところは、やっぱり伊坂さんの小説だなぁと思う。
設定、キャラクター性、表現、謎解き、いろんな要素で楽しませてくれる一品です。
テーマ:
読書メモ
- ジャンル:
本・雑誌
【2008/06/24 04:02】
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